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    演奏:コーリー・バンド

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商品コード : CD-2587-2nd
価格 : 2,200円(税込)
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ウェールズが世界に誇るブラスバンド、コーリー・バンドが、ブラスバンドのために書かれたオリジナル作品に真正面から取り組んだファースト・クラスのコンサート・アルバム! 何よりすばらしいのは、演奏全体が発する、まるでライヴのようなテンションの高さだ。言い換えると、コーリーが“ヨーロピアン選手権”などで聴かせた同じ興奮がこのCDから味わえるのだ!

セッションは、2012年1月7日〜8日、ウェールズの首都カーディフのセント・テイロス教会で行なわれた。収録曲は、トーマス・ドス「スピリッティ」、ヨハン・デメイ「ユーフォー・コンチェルト」、ギャレス・ウッド「ヘルヴェティア」、ポール・ロヴァット=クーパー「プリーズ・オブ・ソウルズ」の計4曲。この内、最も注目したい作品は、間違いなく、デヴィッド・チャイルズがソロをつとめたデメイのユーフォニアム協奏曲「ユーフォー・コンチェルト」だろう。

しかし、音楽監督ボブ・チャイルズがこのCDのために厳選したレパートリーには、デメイ以外にも、個性あふれる特徴的な作品が満載!

オープニング・ピースは、オーストリアの作曲家トーマス・ドスの「スピリティ」。コーリーがハットトリック(3連覇)を達成した“ヨーロピアン・ブラスバンド選手権2010”(会場:オーストリア、リンツのブルックナーハウス)のセット・テストピース(指定課題)として書かれた作品だ。曲名“スピリティ”は、バッハの崇拝者たるブルックナーの精神(スピリット)を作品に昇華させたことに基づき、曲中、バッハのコラール(B,W,V.327)やブルックナーの交響曲第5番のコラールも使われる。全体で3つの部分からなり、途中、ソウル調のポップな箇所もある。

ヨハン・デメイのユーフォニアム協奏曲「ユーフォー・コンチェルト」は、アメリカ陸軍士官学校(ウェスト・ポイント)バンドのユーフォニアム奏者ジェイソン・ハムとその委嘱プロジェクトに呼応したピーボディ大学(メリーランド州ボルチモア)とオーバーン大学(アラバマ州オーバーン)の共同委嘱で作曲された。オリジナルは、独奏ユーフォニアムとウィンド・バンド(吹奏楽)のための協奏曲だが、その後、デヴィッド・チャイルズの依頼を受けてブラスバンド・バージョンも完成。

結果、このCDの録音セッションは、前記2大学で行われた“オリジナル・ウィンド・バンド版のプレ・プレミエ”(公式世界初演前の初演、2012年1月)や“公式世界初演”(同2月15日)より前に行われ、文字通り「ユーフォー・コンチェルト」の世界初CDとなった。

ブラスバンド版初演は、2012年1月29日、イングランドのロイヤル・ノーザン音楽カレッジ(RNCM)で開催された“2012 RNCMフェスティヴァル・オブ・ミュージック”のファイナル・コンサートで、このCDと同じ、デヴィッド・チャイルズ独奏、ロバート・チャイルズ指揮、コーリー・バンドの演奏で行われた。これまた、ウィンド・バンド版の公式世界初演より2週間以上も前となったわけだ。

曲は、古典的協奏曲のスタイルをとらず、連続して演奏される5楽章構成。ブラスバンド版は、通常のブラスバンド編成に加え、ハープ、ピアノ、伴奏ユーフォニアムに各1名のエキストラ・プレイヤーを必要とする。導入部には、同じ作曲者の「エクストリーム・メイクオーヴァー」や「プラネット・アース」などと同じイメージの特徴的な和声が使われ、リスナーはデメイ・ワールドにいきなり引き込まれる。ソロ・パートのテクニックだけでなく、伴奏部も色彩豊かで、抒情的なパートをまじえながら、音楽的興奮は進行とともに高まっていく。とくに第4楽章から第5楽章にかけてのダイナミックな展開は、聴くものすべてを魅了するだろう。25分近いコンチェルトだけに、ソロイスト、伴奏ともに、充実した音楽的エネルギーを必要とするから、実演に接する機会はそう多くはないかも知れないが、21世紀の新しいユーフォニアム協奏曲が今ここに誕生した印象だ!

ギャレス・ウッド(1950〜)は、ウェールズ出身の作曲家で、ロイヤル・フィルのコントラバス奏者としても知られる。「ヘルヴェティア」は、スイス、モントルーで開催された“ヨーロピアン・ブラスバンド選手権2011”のガラ・コンサートのためにコーリーが委嘱した作品で、ロイヤル・フィルやロイヤル・オペラの首席トランペット奏者、ブラック・ダイク・バンドの音楽監督として活躍した故ジェームズ・ウォトスンへの追憶の意も込められている。曲名“ヘルヴェティア”は、ローマ時代に使われていたスイスの古名で、曲は、作曲者がオーケストラの演奏旅行で訪れて感激したスイスの美しさや風物から得たさまざまな着想から作られている。

アルバムのフィナーレをエキサイティングにしめるのは、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催された“全英ブラスバンド選手権2011”選手権部門決勝のテストピース(課題)として委嘱されたポール・ロヴァット=クーパーの「プリーズ・オブ・ソウルズ(魂たちの息づかい)」。人生それ自体や音楽をすることへの賛辞をこめて書かれたこの作品は、恩人でもある作曲家ピーター・グレイアムに献じられている。エネルギーと律動感に抒情性を交えた作品で、各ソロイストには同じ難易度の2つのカデンツァから1つの選択を求めたり、全篇を通じ演奏者は一瞬たりとも気を抜けない。

 ふくよかな教会の残響を味方につけた録音は、細部に至るまで申し分なし! ボブ・チャイルズとコーリーのパーソナリティが作りあげたすばらしいブラスバンド・サウンドが満喫できる!
・演奏:コーリー・バンド(Cory Band)
・指揮:ロバート・チャイルズ(Dr. Robert Childs)
・発売元:ドイエン(Doyen)
・発売年:2012年
・収録
・メーカー品番:DOYCD294
・ジャケットの状態:写真参照
・盤の状態:
・帯の状態:
・その他:
1. スピリティ/トーマス・ドス【17:03】
Spiriti/Thomas Doss

2. UFOコンチェルト (ユーフォー・コンチェルト)/ヨハン・デメイ【24:50】
UFO Concerto/Johan de Meij
第1楽章:アンダンテ - コン・モート Andante - Con moto【5:19】
第2楽章:ジョコーソ - ヴィーヴォ Giocoso - Vivo【5:36】
第3楽章:アンダンテ・カンタービレ Andante cantabile【3:46】
第4楽章:ヴィヴァーチェ Vivace【6:57】
第5楽章:アラ・マルチャ - ヴィヴァーチェ Alla Marcia - Vivace【3:12】
ユーフォニアム:デヴィッド・チャイルズ (David Childs)

3. ヘルヴェティア/ギャレス・ウッド【10:54】
Helvetia/Gareth Wood

4. プリーズ・オブ・ソウルズ/ポール・ロヴァット=クーパー【16:07】
Breath of Souls/Paul Lovatt-Cooper

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